作品名 | ゾディアック(2006) |
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公開日 | 2007-06-16 |
映倫 | |
出品国 | アメリカ |
ゾディアック(2006)の概要 |
「セブン」「ファイト・クラブ」のデヴィッド・フィンチャー監督が全米を震撼させた実在の未解決事件に挑むクライム・サスペンス。“ゾディアック”と名乗る謎の犯人が引き起こした連続殺人事件をそれぞれの立場から追究するものの、得体の知れない犯人に翻弄され運命を狂わされていく男たちを描く。出演は「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール、「グッドナイト&グッドラック」のロバート・ダウニー・Jr。 1969年7月4日、カリフォルニアでドライブ中の若いカップルが銃撃され女性は絶命した、と警察に通報が入る。そしてその通報者は最後に“犯人は俺だ”と言い残していた。それから約1ヶ月後、サンフランシスコ・クロニクル紙に一通の手紙が届き、7月の事件を含め2件の殺害を実行したとする声明文が書き記されていた。それは、のちに自らを“ゾディアック”と名乗る者からの最初の手紙だった。さらに、そこには謎の暗号文も添えられ、それを新聞の一面に載せなければ大量殺人を決行する、と脅迫してきたのだった。以来、同紙の記者エイブリーと風刺漫画家グレイスミスは、この一件と暗号解読に並々ならぬ執着をみせ没頭していく。一方、サンフランシスコ市警の刑事トースキーとアームストロングも取り憑かれたようにゾディアックを追いかけるが…。 【関連記事】 この映画は、まとめ記事「犯罪から精神の闘いまで:心理サスペンス映画12選の魅力、評価ストーリー、見どころ、評価を一挙公開」にも取り上げられています。 【見どころ】 デヴィッド・フィンチャー監督の手によるこの映画「ゾディアック」は、実在の未解決事件を巧みに描いたクライム・サスペンス作品です。フィンチャー監督の見事な映像演出と、ジェイク・ギレンホール、ロバート・ダウニー・Jr.といった豪華キャストの存在感ある演技が一体となって、視覴者を映画の世界へ深く引き込みます。また、"ゾディアック"と名乗る連続殺人犯を追う各人物の視点から事件が描かれるため、多角的にこの恐怖に満ちた事件の全体像を捉えることができます。 【編集部の感想】 「ゾディアック」は、実在の未解決事件をもとにした映画ながら、視覴者に深い衝撃を与えるような迫力のあるストーリーテリングを見せる作品です。その中でもフィンチャー監督の緻密な演出力と、ギレンホール、ダウニー・Jr.の卓越した演技がこの映画を見事に引き立てています。事件が未解決であることからくる不確定性と恐怖感を、映画全体を通じて巧みに描いている点に感銘を受けました。 【編集部のレビュー】 デヴィッド・フィンチャー監督の「ゾディアック」は、映画史に残る一流のクライム・サスペンス映画といえるでしょう。実際の未解決事件をもとに、犯人追跡の謎と人間ドラマを見事に融合させています。ギレンホール、ダウニー・Jr.の深みのある演技とフィンチャー監督の緻密な演出により、視覴者はこの恐ろしい"ゾディアック"事件の緊迫感を最後まで味わうことができます。映画が進行するにつれて深まる謎、そしてそれを追い続ける人々の執着心が視覴者を引きつけ、最後まで解放してくれません。この映画はクライム・サスペンスのファンであれば絶対に見ておきたい一作といえます。 |
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