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【映画口コミ】セブン(1995)に関する口コミ。 キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた奇怪な連続殺人事件を追う二人の刑事を描いたサイコ・サスペンス…烈ですが、それはこの映画が提示する問いへの深い洞察と誠実さを裏打ちするもので、一見の価値があります。
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作品名 セブン(1995)
公開日 1996-01-27
映倫
出品国 アメリカ

セブン(1995)の概要

 キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた奇怪な連続殺人事件を追う二人の刑事を描いたサイコ・サスペンスで、アメリカ・日本ともに大ヒットを記録した。凝りに凝ったオープニングが象徴するように、D・フィンチャーのスタイリッシュな画造りと、B・ピット&M・フリーマンの渋い演技が光る一編。

 定年退職間近の刑事サマセットと新人のミルズは、ある殺人現場に向かう。そこには肥満の大男の凄惨な死体があった。またほどなくして、今度はビジネスマンの死体が発見される。サマセットはそれぞれの現場に残されていた文字から、犯人がキリスト教における七つの大罪(傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲)に因んだ殺人に及んでいると分析、残るは5件となった。事件を未然に防ごうと犯人の特定を急ぐ2人。やがて一人の男が容疑者に浮上、しかし接近するも取り逃がし、さらなる犠牲者を出してしまう。そんな中、大罪に沿った犯行が残り2件となったところで、犯人を名乗る男が自首して来るのだが…。

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【見どころ】

映画「セブン」はその独特な雰囲気と深遠なテーマによって視覚的・心理的な刺激を提供します。デヴィッド・フィンチャーの鮮やかな監督スタイルと、ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの素晴らしい演技はこの映画の大きな見どころです。また、それぞれが象徴するキリスト教の七つの大罪についての理解を深めるために、一連の連続殺人事件が巧みに織り交ぜられています。特に映画の最後の方向性は、観客が予想しえない衝撃的な結末を迎え、観客をその座席に釘付けにします。

【編集部の感想】

映画「セブン」は、そのダークでグロテスクな描写と深深に心に刺さるテーマにより、私を引きつけました。フィンチャー監督の見事な演出は、陰鬱で雨降りの都市風景を通して物語の緊張感を高め、私たちをストーリーの中に引き込みます。ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの演技も素晴らしく、彼らのキャラクターが追い詰められていく様子を見事に表現しています。そして、映画の最後は私に深い衝撃を与え、長い間その余韻に浸ることとなりました。

【編集部のレビュー】

映画「セブン」は深淵を覗き込むような独特の雰囲気と、視覚的な衝撃を伴う物語で、観客を完全に魅了します。デヴィッド・フィンチャー監督の独特な視覚的スタイルと、ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンのパワフルな演技は、この映画を独特なものにしています。そして、物語は巧妙に構築され、観客が予想しえないような衝撃的な結末へと導きます。一部の視覚的な描写は強烈ですが、それはこの映画が提示する問いへの深い洞察と誠実さを裏打ちするもので、一見の価値があります。